ALCで炉壁を作るその1

炉壁を作る場合部屋の壁から3cm以上離隔した空気層を設ける必要があります。

これは炉壁の後ろで暖まった空気を対流させて、部屋の壁が異常に熱くなるのを防ぐためです。

ALC炉壁の強度と安定性を保つため、縦張りではなく横張りがおすすめですが、問題はALC炉壁をどんな方法で壁から3cm離隔して固定するかです。

ALCはかなり重量があるくせにスカスカの構造体ですから、ビス止めなどの従来の方法で固定するのは至難の業です。

先人のサイトを見てもALCをどのようにしてしっかりとビス止めしたか・・がいろいろと紹介されています。

管理人も長ビスによる固定実験をしてみたのですが、少しでも動くとALCに空いたビス穴が次第に拡がってしまい、固定したつもりでも最後にはガタガタ動いてしまいます。2015-03-01 11.38.422015-03-01 11.38.37 2015-03-01 11.38.33

そこで、ALCには穴をあけず、アングル(L型の金具)でALCを挟み込んで固定する方法を思いつきました。

この方法だと、もろいALCを点でなく面で固定するので強度や安定性も抜群です。2015-03-01 11.28.34

まず、空気層を作るためのアルミ角材(厚み3cm×幅7cmあります。以下「垂木」といいます。)を立て方向に3本、壁にビス止めして固定します。この垂木は厚み3cmあるため、3cmの離隔幅が簡単に確保できます。

また、3本としたのは、両サイドはアングルでALCを挟み込むために不可欠だからです。

真ん中は必ずしも必要ではないのですが、ALC炉壁の中折れ防止のため入れています。

なお、炉壁の対流は下から上への対流が想定されています。

そのため、垂木をスペーサーとして利用するととても好都合です。

中が中空で熱気が対流しやすいからです。

また、垂木の下端は炉台にくっつけないで、少し浮かせています。

同じ理由で対流を促進するためです。

この垂木は本来、アルミ製の小屋などを作る場合に垂木として利用されるものです。

サッシ屋さんに相談すると入手できます。

次に適寸に切断したALCを2枚たてに重ねて炉壁にします。

2015-03-01 12.10.01 一枚目を立てたところ・アングルは仮止め中

2015-03-01 12.09.53アングルと、壁に固定した垂木でALC炉壁を挟み込みます 

 2015-03-01 12.17.35 最後にアングルと垂木をテグスビスで固定

このアングル部材もサッシ屋さんで相談してください。

このアングル部材の幅は、(垂木の厚み+ALCの厚み)より若干狭いくらいがちょうど良いです。

アングル部材の幅が(垂木の厚み+ALCの厚み)より広いとALC炉壁をしっかり固定できずガタつきができてしまうからです。

2015-03-01 12.18.15こんな感じで出来上がります

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